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カグラバチ126話ネタバレと感想!国重の過去!赤き瞳と千晃の灯…

カグラバチ126話 ネタバレと感想 アイキャッチ|連載再開・六平国重の過去編
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妖刀を打った“英雄”として語られてきた国重が、どんな家庭に生まれ、何を思って鎚を握るようになったのか。バトルは一切ないのに、読み終えたあとの重さがすごい回でした。

国重の重い重い少年期…

(※ここから先はネタバレを含みます)

カグラバチ126話あらすじ

カグラバチ126話 国重の赤い瞳|父から受け継いだ刀鍛冶の適性
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© 外薗健/集英社『カグラバチ』第126話から

126話「火」をまとめると――国重の赤い瞳の由来、父の暴力によって壊れていった母、そして千晃との出会いまで、国重という人間の原点が一気に描かれる回です。ここからは順番に見ていきましょう。

赤い瞳は父の遺伝――才能の証が、憎むべき血の証でもある

冒頭で語られるのは、国重の特徴的な赤い瞳。「この眼は親父の遺伝だ」「親父も刀鍛冶だった」と、少し赤みを帯びたこの瞳は刀鍛冶としての適性の証で、父は「こりゃあ良い鍛冶になれる」と、そのことを誇らしげに語っていました。

「俺は親父にできなかったことをやる」――守ると誓った日

カグラバチ126話 母を守ると誓う少年時代の国重|俺は親父にできなかったことをやる
© 外薗健/集英社『カグラバチ』第126話から

しかし父の実像は、誇らしげな鍛冶の顔とはかけ離れたものでした。母への暴力が日常的に振るわれ、母は殴られすぎて片目を失明、もう片方もギリギリ見えている状態にまで追い込まれます。

そして国重の9歳の誕生日、国重の父は客との話がこじれて殺されたと聞かされます。「その日決意した」「俺は親父にできなかったことをやる」――そして母の手を取り、「母さん…俺が…守るよ」「…ずっとそばにいるよ」と告げるのです。少年が背負うにはあまりに重い誓いですが、この一言こそが国重という人間の行動原理そのものだと感じました。

“親父にできなかったこと”=守ること。国重が生涯かけて刀を打ち続けるきっかけになったのかも

父は消えた、でも母は戻らない――少年が抱えた無力感

皮肉にも生活は憎んだ父の金にすがるしかない

さらに追い打ちをかけるのが母の壊れ方です。ある日母から目をえぐられそうになる国重。父に似ているという眼が母の心には少し辛かったのかもしれません。

そして国重を残し母は自殺。三年の月日が経過し…

父の才能を眼とともに受け継いだ国重ですが母は耐えられなかった…

大切だと思うようになり…

カグラバチ126話 国重と千晃の線香花火|閉ざした心に差す一滴の灯
© 外薗健/集英社『カグラバチ』第126話から

そんな彼の前に現れるのが、今回のもう一人の主役である少女・千晃です。

孤児たちが集まる施設にはなどもいて境遇は国重に近かったのかもしれません。仲良くなるにつれて大切だと思うようになっていた国重。

しかし同時に失うのが怖いと思うようにもなっていきました。

雨上がりの線香花火

大雨の日、二週間施設に顔を出さず音信不通になっていた国重を訪ねてきた千晃。

花火を手に訪ねてきた彼女は「そんな天気じゃなくなっちゃったけど…」と雨空を見上げつつ、「でもよかった!」「また会えた」と笑いかけます。

やがて雨が止み、二人は線香花火に火を灯します。

線香花火=いちばん儚くてすぐ消える火。それを“一滴の灯”と表現している時点で、千晃との時間が長くは続かないことを暗示している気がしてなりません

カグラバチ126話あらすじまとめ

126話「火」は、バトルが一切ないのに読後感がずっしり残る、国重の原点を描いた回でした。父から受け継いだ赤い瞳と才能、守ると誓いながら守れなかった母、そして閉ざした心に灯った千晃という小さな火。これまで“英雄”としてしか語られてこなかった国重が、はじめて一人の人間として立ち上がってきた感覚があります。

今話のタイトル「火」。鍛冶場の火、誕生日のケーキのロウソクの火、線香花火の火、この火を守りたいと願ったことが、後の国重を作っていくのでしょう。

国重の物語を知ったうえで千鉱の現在を読み返したら、絶対に見え方が変わる。そういう仕込みの回だったと思います

次回、カグラバチの過去編から、ますます目が離せません…!

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